遂にオマール・ナルバエス戦。誰やと思う人もいると思います。私も試合はyoutubeで観ました。リアルでは観ていません。(笑)
怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ [ 森合 正範 ]
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ボクシングは暴力行為だから怖くて観れないという女性がいます。女性は物事の細部や推移を認識する能力が高く、共感を求める特性がある為、
格闘技という肉体的な接触の激しさに自らを当てはめて見てしまうのかもしれません。しかし、今は女性も格闘技を好む人も増え、井上尚弥の人気も爆発しています。
そんな井上尚弥が怪物だと世界のボクシング界に知れ渡ったのが、今回のオマールナルバエス戦なのです。
格闘技を観ることが苦手だけどボクシングを知りたいという女性達にも本なら刺激も少なくおススメなのではないかと思われます。
井上尚弥に倒されていく男達の生い立ちから書かれており、井上尚弥戦が始まる頃には相手選手を応援したくなるような錯覚に陥ります。
良かったら読んでみてください。
オマール・ナルバエスは世界タイトルマッチへの出場数「32試合」世界歴代3位、勝利数28勝世界歴代2位。防衛回数は世界フライ級王座を「16回」、スーパーフライ級王座は「11回」という超人記録保持者です。
彼が更にすごいのはそれを働きながら栄養面、心理学、練習メニューとすべてを独学で学んだ事です。なんとフィジカルトレーナーがついたのは世界王者になってからなんです。
そんな39歳となるナルバエスが21歳の井上尚弥の挑戦を受けるのです。しかも井上は2階級上がって初めての試合…初めてのサウスポーとの対戦…プロ8戦目…
試合開始のゴング、井上のジャブを受けた瞬間衝撃が走った「グローブをはめてないと思う硬さだった」と語る
井上の右オーバーハンドがナルバエスの顔面に飛んでくる。ナルバエスは両腕を上げる。しかし、井上の右は角度が変わりガードの内側に入り、おでこに被弾!フックがストレートに変わったのだ。
再び右のオーバーハンド、ガードをするも先ほどとは違うパンチ。ガード上からまともに浴びダウン。ナルバエスプロアマ通じて21年、約150戦で初めてのダウン!
開始からわずか30秒!立ち上がるも井上の猛烈のアタックがくる。ナルバエスが頭をかがめたところに、井上の左フックが頭頂部をかすめる。またダウン!
何とか1ラウンドを凌ぎ、2ラウンド目、井上が圧力をかけてくる。ナルバエスの顔面に左、左、右。ナルバエス顔をガードで固める。
ナルバエスの腹が空く、ナルバエスの腹をえぐるような井上の左ボディ!ナルバエス耐えきれず正座のような体勢でダウン。立てない…。試合終了。
ナルバエスの兄マルセロが大きな声で言う「井上のバンテージに何か仕込まれているんじゃないか!」それほど信じられないダウン。
井上の拳に巻かれていたのはバンテージのみ。伝説の幕開けとなる。井上は勝利者インタビューで宣言する「どんな挑戦でも受けます」…かっこよすぎ。
【怪物 井上尚弥】2階級制覇 VSナルバエス Inoue Naoya VS Omar Narvaez - YouTube
次は何故か日本人選手のスパーリング相手の章。なんでやろ…。気になる…。読んだらまた投稿します。